2011年06月03日

目からうろこの英語勉強法  その2

中学の英語は、教科書に載っている本文を覚えてしまえば、
取り合えず点数はカンタンに上がります。

なぜか?

考えてみれば当たり前の話です。
中学校の英語のテストは、教科書からそのまま出題される場合が多いからです。
つまり、教科書の内容をすべて丸暗記してしまうということは
カンニングペーパーを公然と持ち込んでテストを受けるようなものです。
10点や20点上がることなど、当然といえば当然の話なのです。

現に、私どもの教室では
大半の生徒が入塾直後のテストで、その程度の結果は出しています。

しかし、ここで問題がふたつあります。

第1の問題点は

「でも、どうやってそれを覚えるのか?・・・・」

ということではないでしょうか。

音読や暗唱など、誰でも1度はやったことがあるはずです。
しかし、だからといってそれでテキストを全部覚えてしまった、
なんて話はあまり聞いたことがありません。
本当に音読や暗唱で覚えることができるのでしょうか?


それができるのです。
しかも、誰も例外なくできるといっていいでしょう。

ただしちょっとした工夫は必要です。
その工夫とは?


キーワードは「タイム」です。
一定の時間内に、または出来るだけ短時間で暗唱できるように、
何度もくり返し練習することがポイントなのです。


emoji34  『エ?短時間で暗唱だって?』

と、意外に思われる方もいるかもしれません。

emoji34  『短時間であろうが長時間であろうが、ともかく覚えればいいのではないのか?』と。

それどころか

emoji32  『あせって覚えるより、時間はかかってもいいから正確に覚えたほうがいいのでは?』

とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしそれは勘違いです。
こと暗唱に限って言えば、「時間がかかってもいいから正確に」は真っ赤なウソです。
本当は「時間がかかっているうちは覚えられない」のです。
実は覚えられないから時間がかかっているに過ぎないのです。

人間の脳とは不思議なものです。
短時間で暗唱できることは忘れません。
そして短時間で暗唱出来れば出来るほど正確に覚えているのです。

私どもの教室では
2年生のテキストなら1ページを20秒~30秒台
3年生のテキストなら1ページを30秒~40秒台で暗唱できるように指導しています。
もちろん、1ページに含まれる英文の量によっても異なりますが
「ほとんどつっかえることなく暗唱できる」程度のスピードになることが目安です。
これくらいの速度で暗唱できたことは、忘れません。
テストのときにも即座に、しかも正確に思い出せるのです。
だからテストの点が上がるのです。



Posted by 007 at 12:45│Comments(0)
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